こんにちは!ギバシです。いつもブログの閲覧ありがとうございます。
難聴作業療法士が総合病院や老健、訪問で働いている経験から「作業療法士になりたい学生」や「作業療法士で働いている方」向けに明日から使える知識や体験談をわかりやすく話していきたいと思います。
このブログを見ている方々は、これから作業療法士になりたい方や現在作業療法士として働いている方が多いかと思います。
作業療法士は日々、勉強が必要な中で読んだほうが良いオススメ本があったら読んでみたいと思いませんか?

「作業療法士になったら読んだ方がいい本って何?」
「作業療法士なら読むべきオススメ本は?」
そこで自分が読んだ本で、臨床での考えや行動が変わった本を紹介したいと思います。
オススメ本!!「作業で語る事例報告 作業療法レジュメの書き方・考え方」
この本は現在作業療法士として働いている人も、これから作業療法士を目指す人もオススメする本になります。
本の紹介
事例報告はセラピストの思考を体系化し、臨床家としての「型」を作る
一人前の作業療法士になる成長過程において、作業に焦点を当てた実践の型を身につけることは非常に大切である。その実践における型が凝縮されているのが「事例報告」といえる。本書では、作業に焦点を当てた実践を行うために必要な基礎知識、また代表的理論や評価法、治療手技を紹介した後に、クライエントとの協働から生まれた良質な31の事例報告を掲載している。作業療法の楽しさがわかる全項目見開き完結型の事例報告指南書。
斎藤佑樹先生が、中堅時代にあった転機をもとに作られた内容の本になっています。
「作業療法の仕事は何か。」「作業療法士としてクライエントとどう向き合うのがいいのか。」現在、作業療法士として働く人にも原点回帰を思わせるような内容になっています。
また、学生にはこれから実習でレポートをまとめる際などの症例報告例や考え方が載っているのでとても参考になるかと思います。
肯定的・批判的レビュー内容
たくさんのレビューから代表的なレビューを紹介したいと思います。
肯定的なレビュー
このレビューからも学生にもセラピストにもわかりやすい本であることがわかるかと思います。
批判的なレビュー
わかりやすいく原点回帰の本であるからこそ、OTRには物足りなく感じることもあるかもしれません。
読んでの感想・効果
自分が読んでの感想・効果として、働く上で治療技術に目が行きがちになりクライエントの思いや考えを置いてけぼりにしてしまっていたことや改めて作業療法士の仕事は何かを見つめ直すきっかけになりました。
特に介入はじめの作業療法の説明が大事であることを痛感し今では説明を大事にしています。
引用
説明と面接の重要性
クラインエントと作業療法士が、お互いに目標設定における意思決定に参加し、協働的な関係のもとに作業療法目標を決めるためには、クライエントが「作業療法とは何か」を知ること、そして、クライエントが自分自身の意味のある作業を見つめ、「作業的存在としての健康」とはどのような状態なのかを作業療法士とともに話し合うことが不可欠である。したがって作業療法を開始する際には「作業療法の説明」や「面接評価」が非常に重要なプロセスとなる。
作業療法についての説明はクライエントとラポールを取るためにも大事な導入にもなります。他にも作業療法の説明することのメリットが本に書いてあるので興味ある方はチェックしてみてください。
まとめ
この本は、「作業療法の本質は何かを思い出したい方」や「症例報告のまとめる方法を参考にしたい方」などにオススメする本になります。
ぜひ、読んでみて作業療法とは何かを改めて考え直してみませんか?
今回の本以外にもオススメのものがあったらぜひコメントやXに返信してもらえたらと思います。
また今後も作業療法士についてもっと詳しく知りたい方はコメントしてもらえたら嬉しいです。
これからもオススメ本は紹介していきます。次回もブログを楽しみにしてくださいね!!
ではまた!皆様にとって明日がいい日でありますように!


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